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Dysl01-01404131550/ディスレクシア ......

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Dysl01-01404131550@
ディスレクシアとは
知的発達に遅れはないが、文字の読み書きなどが困難な状態のこと。
充分な教育の機会があり、視覚・聴覚の器官の異常が無いにも関わらず症状が現れた場合に称する。
本人は一生懸命取り組んでいてもなかなか結果が伴わないため、周囲から「努力が足りない」といった誤解を受けてしまうケースもある。

一般的な特徴

  1. 読み書きの困難
  2. 日本人口の5%から8%、欧米では10%から15%が発症。
  3. 全く読めないのではなく、正確さと流暢さに問題がある。
  4. LD(learning disabilities-学習障害)というよりは(learning difference, difficulties)とエッジでは捉えている。
  5. 音と記号である文字をつなげる能力(音韻認識)が弱い。
  6. 記号である文字の形や構成している部分を正しく認識することが出来ない。
  7. ディス(dys)はギリシャ語の「困難」「欠如」という意味、lexiaは「読む」という意味。
  8. 脳科学、DNA分析などで解明されてきていることもある。


例えば、ディスレクシアの人の見え方は様々であり、本人たちに言わせると文字が躍る、動く、かすれるなどの表現をする。
  1. 文字が上空から見た摩天楼のように目に刺さってくる。
  2. 近づいた文字が遠くの文字を隠し、行も違う行に移行してしまう。
  3. 色のシートを使うことで平屋になる、つまり落ち着く。
  4. 文字が躍る、動く、ねじれることで、どこにどの文字があるかわからない。書き写そうとすると、どの文字のどこを写していたかわからなくなってしまう。

ディスレクシアの原因

原因はまだ完全に明らかではないが、脳の発達と機能のあり方ほかの人々とは異なっていることが分かっており、特に左脳内の文字と意味の相関関係を司る特殊なプロセスに何らかの障害が発生しているのではないかと考えられている。そして、読みの重要な要素である単語中の音を識別することに問題を持つことも見出されている。さらに遺伝が関係しているとも言われている。
ディスレクシアの人の場合のディスレクシアの子供は、ディスレクシアの両親から生まれる可能性が高くなっている事が分かり、アメリカではこのような遺伝学についても研究されている。

解決方法の例
  1. 見やすいフォント(丸ゴシックなど)、見やすいサイズ(12ポイント-弱視用だとしばしば大きすぎる)、行間を充分に空けるなどの工夫をする。
  2. 漢字については、文字を一つずつ見せる、または4文字熟語であれば4文字熟語ごと
  3. 行ごとに隠して窓を作ってみせる。
  4. 色つきの透明フィルターでカバーする。
  5. 単純音声で聞かせて意味を取る。
  6. AT(補助的な機材を使用する。
その他いろいろとあり、個人にとって最適な方法を模索します。

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