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○避けて通れない有珠山
最近の噴火は2000年のものである。3月31日午後1時7分、西山山麓からマグマ水蒸気爆発。噴煙は火口上3500mに達し、周辺に噴石放出、北東側に降灰した。翌日には西山西麓、また温泉街に近い金比羅山でも新火口が開いた。
西山火口群を通過する国道230号は、地盤の隆起と断層により破壊され、通行不能となった。金比羅山火口からは熱水噴出により熱泥流が発生し洞爺湖温泉街まで流下、西山川に架かる2つの橋が流失した。火口に近い地域では噴石や地殻変動による家屋の破壊が多発した。また、広い範囲で地殻変動による道路の損壊が発生した。
地域の住民の多くは前回、前々回、中にはそのさらに前の噴火を経験した人もいること、また、「温泉などの、有珠山の火山活動による恩恵を受けて暮らしているのだから、30年に1度の噴火は当然受け入れなければいけないこと」という意識が高く、周辺市町のハザードマップの作成や、普段からの児童への教育などがなされており、危険地域を避けた適切な避難誘導を行ったことなども被害が最小限で済んだ要因の一つであった。
○われらが樽前の2000年から2007年までの変化
定点中心の変化。B,C火口は数年前より、溶岩(白い部分)のもりあがり。水蒸気の噴出が常に変化する。
計測はしていないが、B火口がわのドームの高さが増しているような感じがある。
記憶されることとしては、A火口は2001年に一度水蒸気が多量だった。
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