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influ_antiv/抗インフルエンザ情報 ......
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influ_antiv@◯リレンザやタミフルはインフルエンザウイルスが増えるときに必要なノイラミダーゼという酵素を選択に阻害することで、ウイルスの増殖を抑えるので、通常は発症後48時間以内に投与すると症状の軽減と治癒が1〜2日早くりますが、遅れて使っても臨床的に有効です。
◯A型、B型に有効です。
◯副作用重篤なものはショック、通常は吐き気、下痢などの消化器症状ですが、今問題にされているのは、精神症状で、当院でも興奮は観察されています。薬の添付文書には「異常行動」(自分の意思とは思えない行動)や「幻覚」などが起きる場合がかかれています。さらに、インフルエンザの薬、タミフルの副作用と見られる幻覚で、飲んで間もなく行動に異常をきたし、車道に走り出てはねられる、マンションから転落するが2名のふが報告され、服用後の突然死が幼児6人あるようです。厚生労働省安全対策課も死亡例の一つを副作用として把握しており、「異常行動の結果、事故死する可能性もある」としています。おそらく、未成年者や乳幼児は化学物質から脳を守る機構が弱く、特にこうした副作用を受けやすいと考えられます。他の抗ウイルス薬(ヘルペスに効果があるシクロビル)は、幻覚や意識障害などの中枢神経性副作用を起こすことがあります。これはAのみに有効なシンメトレルでも同様です。
しかしながら、インフルエンザ自体が、他の感染症に比して、発熱による譫妄状態が見られることが多い、脳症の合併などもあるという事実があります。
このような異常行動や異常言動が、本当に、タミフルの副作用なのか、現段階では不明です。
◯授乳
タミフルは、乳汁中に移行することが確認されており、内服するのであれば授乳は避けるべきです。吸入のリレンザは血中への移行がわずかなようです。
◯用法用量 通常5日ですが、当院では4日投与です。
治療 予防
対象 成人及び体重37.5kg以上の小児 成人及び13歳以上の小児
投与法 1回75mg 1日2回 1回75mg 1日1回(注1)
投与期間 5日間経口投与 7〜10日間経口投与
乳児へのタミフル(オセルタミビル)投与量は、通常、4mg/kg/日(5日間)
◯効果の判定:有効率という単位を使います。ワクチン未接種の1,00人のうち30人が発病したら発病率30%、ワクチン接種済1,00人中20人が発病すると発病率 20%なので、ワクチンの効果は、発病を(30−20)÷30=33%が有効率というようです。
◯当院の対処:本来、ワクチンの2回接種をした方は、それが有効と考えられる時(患者さんの治癒の仕方)は通常の感冒と同様に二次感染を防ぐための抗生剤と鎮咳去痰剤などでの対処で良いと考えます。加えて、漢方の麻黄湯を急性期4日、回復期に補中益期湯を4日使います。この処方を加えることで、かなりの治療、および予防効果が期待できると信じております。
◯治療に対する、熱発とつよい倦怠の期間 未使用 5-6日以上
タミフル 3-4日
麻黄湯のみ* 4-5日
*過去に1-1.5日罹病期間を短縮できたデータがありますがまとめていません。
◯文献:能書き、中外製薬の情報、インタ-ネットの情報をそのまま引用しています。