kuru03-01407161345@
不安神経症
不安は誰でも経験する感情の一つです。
はっきりした原因が無いのに症状が出る、あるいは何らかの精神的ショック、
心配事やストレス、悩みなどから大きな不安が起こり、この不安がいつまでも続くのが病的な不安です。
こういった病的な不安とそれに伴う身体症状を《不安神経症》と呼びます。
症状としては慢性的な不安の他に、頭痛、動悸、めまい、緊張、いらだち、下痢や頻尿、不眠など多様な症状、いわゆる不定愁訴があります。
この症状の原因としては以上の通り心理的な出来事とされているのですが、過労や睡眠不足、風などがきっかけでなることもあるそうです。
2011年の東北地方太平洋沖地震で被災された方はもちろんのこと、関連報道を見ているだけでも不安やストレスとなり、
不安神経症を発症している方も多いのではないでしょうか。
代表的な漢方薬
柴胡加竜骨牡蛎湯
不眠、便秘、動悸、胸脇苦満(肋骨からみぞおちにかけての張りやつっかえ)、神経過敏などがある場合
抑肝散加陳皮半夏
イライラ、不眠、頭痛、過敏体質、焦燥感などがあるもの。地震酔いにも
加味逍遥散
頭痛、めまい、肩こり、のぼせ、など更年期障害に伴う不定愁訴にも効果的
加味帰脾湯
胃腸が弱く貧血気味、精神不安、不眠などがある場合
不安があったり、気持ちが落ち込みが激しいときは、昼夜逆転の生活にならないようにするなど、できるだけ規則正しい生活を心がけましょう。
起床と就寝の時間を一定にし、12時前に就寝するようにしましょう。
ストレスをかかえると様々な栄養素が消耗されてしまうそうです。なので1日3食きちんと摂るようにすることが大切です。
(文責kuru)