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大人の病気と思われがちなうつ病だが、最近では子どものうつ病は増加傾向にあるとされている。
北海道大学の傳田健三さんらが2003年に札幌市、千歳市、岩見沢市の小中学生3331人を対象とした調査を行ったところ、13%が抑うつ傾向にあることが分かった。
さらに2007年に千歳市内の小・中学性738人を対象に調査を行った結果、なんらかの気分障害の診断基準を満たしたものは4.2%、大うつ病性障害(典型的なうつ病)の有病率は全体で1.5%あり、中学1年生のうつ病有病率はほぼ成人の有病率(4.1%)と同じ値だと考えられた。( 北海道大学 傳田健三「子どものうつ病と発達障害」より)
引用文献: 子どものうつ
文責:kuru