note05-0901132345@某苫小牧医師会看護学科の学生さんはよくご存知、キモ男とキモ子。研修医となりたて(無事合格しました!)ナース、キモ男とキモ子の珍道中の最新版です。ことしはどうなることやら! その一、クローンのお話 。。。ん?キモ子くんなんか落ち込んじゃっているようです。 キモ男:おやおや、月曜日から何落ち込んでるんだい? キモ子:。。。。。。はー。 キモ男:ど、どうしたの。ためいきなんか付いちゃって。キモ子らしくないねえ。 キモ女:はー。うちのマル子死んじゃった。 キモ男:あーあの、マルチーズのマル子。 キモ子:センセー。クローン作ってよお。少しだけ、カワ残して冷凍しといたから。 キモ男:お、オソロシー。おんなの執念だねえ。クローンかあ。そうだねえ。クローン作成の為には 3つの条件がいるんだ。完全な増殖可能な細胞、遺伝的に近い卵子、代理母の存在の3つだね。皮膚の細胞を使うとすれば。。。それを増殖させて、それを元気な除核卵細胞に皮膚の成熟細胞を入れる操作ということになる。出来ないことじゃないなあ。 キモ子:できるんだあ。。でも、何か、非協力的なひびきよねえ。。 キモ男:そ、そういうワケじゃないけど。。ら、卵子は、自然のもの、クローン卵子、ES細胞や、iPS細胞から作った、人工卵子のどれにする?ってゆうか、日本人だからiPS細胞から卵子を作っていれよう。 キモ女:なんで日本人だからなの? キモ男:ノーベル医学賞をはじめてもらうだろうドクター山中に敬意を表して、てこと。 キモ女:そうなんだ。。 キモ男:具体的には、もともとのワンちゃん、まー犬種は同じとして、の卵細胞に、生殖で他の核、つまり精子の核がはいることが受精だから、皮膚の核(精子のかわり)をiPS細胞から作った卵細胞や卵細胞そのものに入れてそれを電気などの刺激を与えて胚を作る。 キモ女:待って。じゃあ、その時に、作った卵細胞の核を抜かなければ受精よね? キモ男:そうとも言えないよ。普通の受精では精子核も卵子核も減数分裂でまず、23Xと23X(または23Y)が出きるだろ?その2つから接合子とよばれる46XXまたは46XYが出来ることが受精さ。 キモ女:そうか、もしも核を抜かなければ、減数分裂してないから92個になっちゃうワケか。。 キモ男:そういうこと。ところが、通常の受精でもまず、減数分裂した核(一倍体の核)が2つ卵子の細胞質に浮かんでいると考えると体細胞は2倍体だもんね。この時のペアがホモならクローン、ヘテロなら正常受精とも言えるね。 キモ女:??? じゃあさ、怪我して、傷なおるときは、クローンじゃん! キモ男:ピンポーン!そうとも言える。でもね、一倍体が卵細胞に入ってるってさ、受精という頭があるからそう理解できるけど、まったく、その辺見てなくってさ、その時期の細胞だけみたら、核26X (雌性前核)と核26Y(雄性前核)が卵細胞の中に浮いている。このどっちかが同じだったらなにさ? キモ女:あ、そうかつまり、くっつく前核が同じだったらクローンともいえるってこと? キモ男:うん、核を融合させればホモの接合子とも言えそうだね。除核するから、刺激でつくった胚細胞つまり2倍体の分裂つまり体細胞分裂つまり、まったく同じものができる。 生殖クローニングと呼ばれるんだ。 キモ女:ま、細かいことは別にしても、クローンっていったい何者か分かった気がするわ。 ちょっとクローンしたけど。じゃ、マル子のクローンお願いね。 キモ男:。。。。 その二、パンドラの壺のお話 キモ男:キモ子、万世橋の悲劇しってる? キモ女:知ってる。ハモノ男がトラックで歩行者天国に乱入して、歩行者をひき殺して、刺し殺した事件でしょ? キモ男:そう。じゃあ、この絵見てみて。 キモ女:あ、これ、知ってるルパンの壺でしょ? キモ男:。。ルパンじゃなくて、ルビンだろ!! キモ女:いやねえ、ジョークよジョーク! キモ男:な、何がジョー キモ女:で、どったの。なに、これ、中に遊び時間6時間の人たちつまり実体って書いてある。 キモ男:そうだよ。遊び時間0時間だと外つまり影。国と国民だと、実体が国民で国はインフラつまり影だから外。国が戦争ばかりしていると遊び時間0だから入れ替わって国民が外で実体が国。 キモ女:。。。。またまた何イッテンノヨ!クローンよりもっとクローんよ! キモ男:。。それキモいから言わない!簡単だよ。生き生きしているものが実体で、それを助けるものが影って考えればいいんだよ。 キモ女:そ、そうか。つまり万世橋では、元気に歩く人たちが実体。殺人者が影で、影が人を殺した。生き生き日本人は影つまり国に殺された。 キモ男:「彼をこのように育てている社会を殺した」とその男は言ったらしいから、この図のとおりだろ。彼は人殺しをしたのではなく、社会を殺したんだ。 キモ女:そんな勝手な! キモ男:そうかな、それがガザだと思ってみろよ。 キモ女:あのパレスチナの? どこまで、飛ぶのよ! キモ男:飛んでないよ。子供たちは遊び時間0だから、影。だから国が実体。子供たちの生活には関係ないところで、爆弾で学校や家屋が崩壊し影は死亡し、国は実体だから、壊れるけど残る。殺人者は、「お気の毒。このようにおれを育てている社会を殺しただけよ」 キモ女:。。。。。。わかんないけど、コワいわ。 キモ男:そうかな、生き生きした実体を育てるのが社会だって、原点に立てばさ、 キモ女:そうか、、その反対側の影が人殺し、つまり万世橋事件で、殺人者は、じぶんをこんなにした、社会を殺したって言うけど、 キモ男:もともと国が実体で、国民がインフラ側の影の国では、 キモ女:実体の国にしてみれば、子供が死んでも自分のインフラが壊れた事にしかならない、、 キモ男:だから、ルビンの壺ならぬパンドラの壺なんだよ。 キモ女:逆に、なんにもイエねえ。。。 キモ男:だから、ついでにいうと、「救援」もまず、相手が実体であることを確認しなければ、単に、国って言うか、「人々の反対側」に吸収されることになって、日本人の感覚での「人助け」にはならない事だね。あんま、お金ただ、寄付するのも考えもんだぜ。 キモ女:。。。。そうねえ。もっと、何にもイエねえ。。 やな、絵ね、これ。 キモ男:ほだね。今年は、ほんとに、平和に生きたいやね。 キモ女:ほだね。