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『 子どもの心の診療医の専門研修テキスト』
平成20年3月、厚生労働省のホームページより。
●注意欠陥多動性障害(ADHD)(P57〜)
これまで微細脳機能障害(MBD)の一部として知られてきた障害。MBDの子どもたちの中には、ADHDも含まれていたと考えられるが、他にも学習障害や高機能広汎性発達障害(知的障害を伴わない自閉症)の子どもたちも含まれていたことが容易に想像されるそう。ADHDといえばすぐに「多動」と結びつけてしまいがちだが、《不注意が中心のタイプ》《多動性衝動性が中心のタイプ》《さらにこれらを混合するタイプ》に分けられている。不注意タイプの子どもは見過ごされているこどが多いので注意が必要となるそう。一方多動に関しては、就学前の子どもにおいて、生理的範囲での多動と見分けがつきにくいことが多く、判断する際に注意が必要であり、多くの場合は小学校入学後に診断されることが多いとされているよう。就学後に多動症状に気づかれやすくなり、学年が上がるにつれて次第に減少していくのが一般的。成人で目立つほど多動で困る人は少ないが、不注意に関しては成人期まで続くことも多い。確定はされていないが、シナプスによるドパミントランスポーターの機能亢進のため、ドパミンの作用が低下することが原因と考えられているそう。一般的に考えられてきたような、親のしつけの悪さ、本人のわがままが原因ではないと強調する必要があると述べられている。(小野次郎さん)
ADHDを持つ子どもへの治療は、�〔�物療法 ��環境への介入 �9堝阿悗硫霪� などの組み合わせをうまく行うと効果が高いと言われているそうです。子どもを取り巻く環境を暮らしやすくするための介入として、教室での机のいちや展示物などを工夫し本人が少しでも集中しやすいようにする物資的介入、勉強や作業を10分ー15分など集中できそうな最小単位に時間を区切り行わせるという時間的介入が有効とされているようです。(参考文献; e-ヘルスネット(情報提供)/井上祐紀さんより)
子どもが少しでも自信を持てるように、褒める回数をできるだけ増やすなどの対策が必要であり、結果を褒めるというよりも、努力した過程を褒めてあげることにより効果が上がるようです。逆に叱るときには人格を否定するようなこと(どうしてこんなことをするの、ダメな子ね。など)を言うのではなく、行動を否定する叱り方(あなたのことは大好きだけど、この行動は嫌いです。など)を心がけると良いようです。
文責;kuru