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psyc05-01504261239/片頭痛、緊張型頭痛 ......

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子どもの心の診療医の専門研修テキスト
平成20年3月、厚生労働省のホームページより。


個別の心身症
●小児の慢性頭痛(片頭痛、緊張型頭痛)

  1. 頭痛の種類は、国際頭痛分類2版が一般的とされています。検査をしても異常がないから大丈夫というわけではなく、異常が見つからないにも関わらず辛い頭痛を繰り返し起こしている、ということになります。それが頭痛心療の出発点となるそうです。この異常が見つからないのに辛い症状を繰り返す、というのは「心身症」と共通する特徴がを持っているそうです。
  2. 「片頭痛」は、現在は三叉神経血管説で説明されているようですが、「緊張型頭痛」の正確なメカニズムは不明とされていて、精神的・身体的ストレスが誘引となっているようです。また、10歳以下の小児には少ないとされているようですが、小児の頭痛というのは、成人ほど分かっておらず、研究を余り進んでいないのが現状だそうです。
  1. 片頭痛;小児期のものは成人よりも短いため、1〜72時間で始まりと終わりが比較的はっきりしているそうです。後頭部痛である場合、精密検査が必要。吐き気や嘔吐を伴い、光過敏、音過敏、臭い過敏といった症状が現れます。前頭部〜側頭部の両側性であることが多い。
  2. 緊張型頭痛;30分〜7日間持続し、始まりと終わりがはっきりしない事が多く、両側性で、片頭痛と正反対の特徴を持ち、頭を締め付けられるような痛みを感じ
と、述べられています。(安島英裕さんより)

その他の引用・参考文献;
http://www.jisinsin.jp/detail/05-yasujima.htm 日本小児心身医学会 安島英裕さんの「小児の慢性頭痛」より


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