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psyc06-01505170850/疼痛性障害 ......
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psyc06-01505170850@
『 子どもの心の診療医の専門研修テキスト』
平成20年3月、厚生労働省のホームページより。
個別の心身症
●身体表現性障害
身体表現障害とは、一般に身体疾患を示唆するような身体症状が存在しているが、身体疾患や他の精神疾患では完全に説明できず、心理社会的要因が引き金となり、身体疾患のような症状が出現するもの。
4)疼痛性障害
- 子どもは身体のいろいろな部分の痛みを訴える事が多いが、痛みの訴えは、大人とそれとは異なる部分があるため、心と身体が未分化な子どもでは、精神的なストレスが、身体の症状として出やすいとされているそうです。
例)「おなかが痛い」という訴えー>腹痛の他にも、不安・不快・疲労感などの現れである可能性もある。
ただし、いずれにしても本人には「痛み」として自覚されているため、そのことに対する治療者の共感が大切とされているようです。
- 通常、痛みの訴えがあり、原因が明らかになると、例えば「偏頭痛による頭痛」「ウイルス性胃腸炎による腹痛」などと言った診断名がつきます。通常これらの身体疾患として最終診断がつかない状態を『疼痛性障害』と呼びます。
- 疼痛性障害は、DSM-��-TRでは「身体表現性障害」のカテゴリーに分類され( 表1)、身体の症状を訴えるが、その背景となる身体の機能障害や素因よりも、精神的な要因のほうが主である点が、心身症との違いだそうです。
- 本人が痛いと感じしている状態により、詐病(いわゆる仮病)とは違うことを理解しなければなりません。子どもでは疼痛症状が単独で出るというよりも、不登校に反復する頭痛、腹痛を伴うなど、他の精神的な病態を背景として痛みの症状が出る場合が多く見られるようです。
- 鑑別すべき身体疾患ー>反復する腹痛の場合、消化性潰瘍・クローン病などの消化器疾患、尿路感染症などがあります。不安障害・うつなどの気分障害・統合失調症などの精神的な疾患が背景にあってしつこい疼痛を訴えるようなときには、精神科に相談する必要があるようです。
- 治療としては、まずどのような心理社会的ストレスが症状を引き起こしているのかをできるだけ明らかにして、環境調整を行う。またどのような時に症状が出やすいかをみて、その条件を除く、などの対策をとります。症状の消失をめざすのではなく、ある程度症状があっても日常生活を可能な限り行っていくことを援助する必要がある。
と、述べられています。(汐田まどかさんより)
その他文献引用;
http://www.jisinsin.jp/detail/12-shiota.html 日本小児心身医学会「疼痛性障害」汐田まどかさんより
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