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psyc06-01506070923/恐怖障害 ......

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『 子どもの心の診療医の専門研修テキスト』
平成20年3月、厚生労働省のホームページより。


●不安の障害
3)恐怖障害
恐怖症性の不安障害とは、通常危険ではないとされる明確な対象、またはその状況によってのみ、あるいは主としてそれにより不安が誘発される状態を言います。
結果、その対象または状況は特徴的な方法により回避され、他人が問題となっている対象や状況を危険とも脅威ともみなしていないことを知っていても、その不安は軽減されないそうです。恐怖症を生じる状況になることを考えただけで通常、予期不安を生じてしまいます。

  1. 恐怖症性不安障害は「広場恐怖・社会恐怖・特定の恐怖症・他の恐怖症性不安障害・恐怖症性不安障害特定不能のもの」に分類されると考えられているようです。
    広場恐怖ー> パニック発作・パニック障害との関連
    社会恐怖ー> 社会不安障害

    ◯特定の恐怖症
    「動物型」「自然環境型」「血液・注射・外傷型」「状況型」「その他」の型に分類される。 小児期または青年期早期に多く発症し、男性よりも女性の方が若い年齢で発症するそうです。 状況型は小児期と20代半ばの二峰性を示し、動物型、血液・注射・外傷型の発症年齢は小児期。
  2. 成因ー> 特定の対象や状況と恐怖やパニックなどの情動が結びつくことにより生じると考えられているようです。
    �ゞ寡櫃簓坩造鯊慮海靴笋垢と麁丹枦�傾向をもつ人が外傷的出来事(例;動物に襲われる、押入れに閉じ込められるなど)
    �⇒輯�しないパニック発作が恐怖に結びつく状況で起こること
    �B召凌佑�外傷を体験したり恐怖を示したりしているのを観察すること(例;人が高いところから落ちる様子を見る、人が動物を怖がっている様子を見るなど)
    �い�よび情報伝達(例;ある種の動物の危険性を親が繰り返し警告する、飛行機事故の報道など)
    これらが誘因として発症するケースがあるとされているようです。
    また、特に小児期では恐怖は一般的なものであるため、社会的・学業的に著しく障害され、狭小による強い苦痛が存在しない限り、特定の恐怖症とは診断はされないそうです。
  3. よく見られる合併症・併存症としては、「その他の不安障害」「大うつ病性障害」「身体表現性障害」と併存されることが多いとされるようですが、いまだ多くの検討はなされていないそうです。
  4. 通常、特定の恐怖症は、小児期あるいは青年期早期に発症されますが、治療を受けなければ長期に渡って持続することがあるようです。また外傷的出来事、または予期しないパニック発作の結果にて生じる恐怖症は、特に急速に発症する傾向にあるそうです。
  5. 治療ー> まずこの特定の恐怖症による社会的不利益の程度は、その対象や状況をどの程度現実生活にて回避可能かによるそうです。治療的介入として多く用いられるのが「暴露療法」。恐怖刺激に対し、調節をしながら暴露を繰り返すというもの。暴露にはイメージによる暴露、現実による暴露などがあるそうです。これにあわせてリラクセーション法や呼吸法、認知療法的にその対象、状況が事実として安全であるということを、理解し強化していく方法も合わせて行うと効果的とされるかもしれない、ということです。
    ベンゾジアゼピン系抗不安薬が有効とされるが、検討が多くはされてはいないそう。特定恐怖症がパニック発作を伴う場合にはパニック発作に対する選択的セロトニン再取り込み阻害薬などの薬物療法も有効とされるかもしれない、と朝倉さんは述べられています。(朝倉聡さんより)



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