sosi02-01206090834/めまい、失神等~270 ......

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　頭痛ーつづき 　
4. 脳震盪後 頭痛、めまい、記憶障害、集中低下、不安などが交通外傷後などに認める 　
5. 筋緊張性、群発、片頭痛など 　
6. 髄膜炎　頭痛は重度、頭蓋低でもっとも強く、頚部前屈で増悪+点状出血（髄膜炎菌、エンテロウイルスなど）+耳下腺炎（コクサッキー。リンパ球性脈絡膜性髄膜炎、EB）など種々。淡水浴後のアメーバ感染なども　 　
7. 薬剤　イブプロフェン、イソニアジド、ペニシリン、SLEや混合性結合織病などの患者では特に関連がつよい。アルコールなどの離脱症状としてもある。 　
8. 顎関節症 　
9. クモ膜下出血　頭痛、光過敏、嘔気、髄膜刺激症状、意識消失などが急速進行するが、事前に軽い症状が警告出血としてみとめられることがままある。 　
10. 　脳腫瘍　同一部位に止まるが、進行性、持続や程度が徐々に悪化。後頭部腫瘍では閃輝暗転がでて偏頭痛と誤診する 　
11. 偽性脳腫瘍　肥満のある若年女性で脳腫瘍様の症状がでて、慢性の眼窩後部の頭痛で、目を動かすと悪化 　
12. 高血圧性脳症　高血圧が230/130をこえ、後頭部痛。　これらが発作性で発汗動悸、体重減少があれば褐色細胞腫を疑う 　
13. 側頭動脈炎　高齢者で片側の鈍くうずくような持続性頭痛 　
14. 脳膿瘍　注射薬剤の使用、肺膿瘍、免疫不全、髄膜周囲の感染巣などが手がかり 　
15. 海綿静脈洞血栓症　眼窩後部の頭痛で始まり、座位で悪化。結膜浮腫や眼球突出、有痛性眼筋麻痺などがある。 　
16. 下垂体卒中　重度の両側前頭部痛、傾眠、複視、両耳側半盲

めまい　回転性、動揺性、ふわふわした意識をうしないそうなめまい　の3つ 　
1. Dix-Hallpike法長ずわりさせ、ベッドのした30(45)度まで頭をおとしめまい、眼振（徐々に減衰）を確認（後半規管結石）ーBPPVででる。 　
2. Rombergは閉眼でゆれたら固有覚や前庭障害。開眼閉眼両方共ならば小脳由来。 　
3. 労作性、重症の貧血、大動脈弁狭窄、肺高血圧症、心膜疾患、肥大型心筋症 　
4. 椎骨脳底動脈循環不全　高齢者で発作性回転性、霧視複視、顔面の感覚異常、下肢脱力など。上肢を使うと生じ 、鎖骨下血管雑音、血圧の左右差が生じる鎖骨下動脈盗血症候群なども。 　
5. 帯状疱疹のRamsay Hunt　回転性めまいと外耳の丘疹、聴力低下、耳鳴、顔面麻痺

失神　予告なく突然の意識消失は通常不整脈。胸痛があれば、大動脈解離、梗塞、肺栓塞をかんがえるが、労作時の失神は、大動脈弁狭窄、閉塞性肥大型心筋症、徐脈など --以下つづく