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sosi16-01206181931/出血傾向・癌随伴~380 ......

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    つづくー紫斑・点状出血・出血傾向  
  1. 心因性紫斑病 周囲に紅斑と浮腫を伴う有痛性の出血斑が強い精神的愁訴とともに出現。  
  2. 血栓性、HS,自己免疫性などの血小板減少症 特に後者はウイルス(種々。伝核等、HIVも)、上気道感染などの時、静水圧による点状出血が突然下肢に多量に出現。  
  3. 播種性血管内凝固症候群(DIC) 多くの部位からの出血、網状皮斑、微小血栓による肢端チアノーゼが。  
  4. 血友病 家族歴(ただし,たかだか4割)、反復性関節出血、出血傾向が特徴。
    脱毛症・多毛症  
  1. 毛の成長期、休止期の脱毛 休止のものは、熱発を伴う急性疾患、急激な体重減少、妊娠2ー3Mなどで。  
  2. 円板状や全身性エリテマトーデス 前者は脱毛斑内に毛包がない。後者は、瘢痕を残さない脱毛が、前頭部などの頭皮におこりlupus hairと呼ばれる。  
  3. 栄養素 亜鉛、ビオチン、鉄、たんぱく質の欠乏。  
  4. 多毛は、甲状腺機能低下症などで。  
  5. 高プロラクチン血症 乳汁漏出と無月経が主症状。その1/4に多毛が認められる。メトクロプラミド、メチルドパ、レセルピン、エストロゲンなどで。  
  6. PCOSでも多毛が。  
  7. Cushing syndr.は80%が多毛を伴う。男性化が存在するときは、副腎皮質癌を疑う。
    下腿潰瘍  
  1. 静脈不全 茶褐色の色沈などとともに、うっ血性潰瘍が血流の乏しい内果上に好発。  
  2. 動脈不全 足の側面、踵、つま先、爪床などに起こる。間欠性跛行などがおこる。  
  3. 壊疽性膿皮症 中心の紫がかった領域がはっきりした紅斑に取り囲まれ、強烈な圧痛を伴う。その50%以上は基礎に炎症性腸疾患がある。
    腫瘍に随伴する病変  
  1. バチ指(爪周囲が盛り上がり海綿状。爪甲と指背のなす角度が180°以上。)は肺、胃、食道、胸腺の悪性腫瘍や中皮腫関連。  
  2. 皮膚転移 肺、乳房、泌尿生殖器癌は頭皮の硬い結節など。臍部のそれ(sister Mary Joseph's nodule)は腹腔内悪性腫瘍の転移性病変の可能性。  
  3. 黒色表皮腫 色沈し、ビロードのような過角化した斑が皺の多い部分(腋窩、乳頭、臍部)に認められる。胃がん、肝癌、肺癌に合併。  
  4. 全身のそう痒感は、リンパ腫  
  5. 潮紅はカルチノイド  
  6. ヘリオトロープ疹(青紫の潮紅から眼瞼の発疹)は消化管、乳房、肺、泌尿生殖器の癌  
  7.  つづく。