in060116a@インフルエンザ予防注射 Q&A
Q 接種回数は?
A 薬事法では、13歳未満は2回、13歳からは1または2回となっています。
Q 13歳以上で2回接種がよい人は?
A 人と接触の多い、社会活動性の高い人は、年齢によらず2回接種をお薦めします。
原則として、1回より2回がより効果があります。これは65歳を越えても同様です。なんでも必要なのはダメ押しです。
Q 1回接種でよいと思われる人は?
1)13歳以上で1年前にも接種しており、社会的接触の少ない人。
2)全年齢で、1回目で腫れたり、副反応があった人
3)65歳以上で社会的接触の少ない人です。
Q てんかんのある人がうけられますか?
薬事法では、接種要注意者ですが禁忌ではありません。さらにてんかんは、発熱で強い発作を生じる可能性が高い疾患です。インフルエンザの特徴は高熱です。ですからてんかんの方の接種は合理的です。ただし、接種の副反応としての熱発がある事があり、普段から軽い熱発でもけいれんを誘発される方はしません。
Q てんかんのある人の回数は?
A 熱による痙攣の誘発がない人、いままでインフルエンザワクチンや他のワクチンを打って問題のないひとは年齢にかかわらず、一般の人と同じ扱いをします。
Q 妊婦,授乳婦の接種は?
一般の人と同じ扱いをします。妊婦さんについては、「うった方が良い」という御本人のなっとくが必要ですのでお話しましょうね。