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psyc05-01504241026/小児気管支喘息 ......

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子どもの心の診療医の専門研修テキスト
平成20年3月、厚生労働省のホームページより。


個別の心身症
●小児気管支喘息

  1. 小児気管支喘息は咳、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒュー)、呼吸困難を繰り返す。他呼吸、陥没呼吸、チアノーゼを伴うことがあるそうです。喘息の病態は気道の粘膜、筋層にわたる可逆性の狭窄性病変と、持続性炎症と気道リモデリングと称する組織変化からなるそう。
  2. 心身症としての小児気管支喘息は、喘息は慢性に経過するが、突然が呼吸困難から致死的な発作に至ることもあり、発症や経過に心理社会的因子(心因という)が密接に関与し、器質的あるいは機能的障害が認められ、心身症に当てはまるとされるそうです。
  3. 合併症ー> アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹などのアレルギー疾患が多い。心因による喘息は頭痛、めまい、頻尿、夜尿、チック、学業不振、不登校などの心身症を合併することが多かったようです。これらの心身症が合併することにより、症状が複雑となるので診断や治療が困難となってしまうそう。
  4. 喘息有症率は乳幼児が約5%。小児で約6%。思春期では男児に多く、その後に同率となる。小児喘息における心身症の頻度は担当医による判断では約40%を占めているそうです。また、喘息は2歳までに約60%が発症。思春期までに軽症化し、寛解に至ることが多いと報告されている。心身症を合併する喘息は心身が関与するためか、非心身症群に比べると年齢が高いようです。と述べられています。(赤坂徹さんより)



その他の引用・参考文献; http://www.jisinsin.jp/detail/03-akasaka.htm日本小児心身医学会 赤坂徹さんの「子どもの気管支喘息について」より


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