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psyc06-01505170930/身体化障害 ......
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psyc06-01505170930@
『 子どもの心の診療医の専門研修テキスト』
平成20年3月、厚生労働省のホームページより。
個別の心身症
●身体表現性障害
身体表現障害とは、一般に身体疾患を示唆するような身体症状が存在しているが、身体疾患や他の精神疾患では完全に説明できず、心理社会的要因が引き金となり、身体疾患のような症状が出現するもの。
5)身体化障害
- 身体化障害は、器質的な病変の存在が証明されないにもかかわらず、多彩な身体症状を長期にわたり訴える疾患をいう。以前は、ブリケ症候群と呼ばれていたそうです。
- 発症には、遺伝・環境からの心理的不安、葛藤の双方が関与していると言われているそうで、家族に身体化障害の患者がいると、子どもに発症するといったケースが多く、子ども時代の愛情喪失体験・虐待などとの関連が指摘されているようです。女性に多く、通常10代〜25歳ごろまでに発症するそう。子どもには比較的少ない疾患。
- 合併症・依存症ー>診療に対する不満で多くの医師を転々とし、鎮痛剤・鎮静剤などの常用、それに伴う薬物中毒や副作用の危険があるようです。またうつ病との合併も多く、演技性、境界性、反社会性などの人格障害が併存。
診断は以下のような症状を参考に行われる。(高橋三郎他:DSM-�検∪鎖声栖気諒�類と診断の手引.医学書院,東京,1997,p177-178)
◯30歳未満で始まる多数の身体的愁訴で、数年間にわたって持続し、治療を求め、社会的職業的に障害を生じている。
◯以下の基準の各々を満たし、個々の症状は経過中のいずれかの時点で生じる。
・4つの疼痛症状(少なくとも4つの異なった部位または機能に関連した痛み。例えば、頭部、腹部、背部、関節など。)
・疼痛意外に少なくとも2つの胃腸症状(嘔気、嘔吐、下痢など。)
・疼痛以外に1つの性的または生殖器症状
・1つの偽神経学的症状(疼痛に限らず神経学的疾患を思わせる症状または欠損。平衡障害、麻痺、脱力、複視など)
◯ 1 または 2
・適切な検索を行っても、既知の身体疾患(全身的な多彩な臨床症状を示す多発性硬化症、全身性エリテマトーデスなど)または物質(薬物乱用、投薬など)の直接的作用として十分説明できない。
・身体的愁訴、または社会的、職業的障害が、既往歴、身体所見、臨床検査所見から予測されるものをはるかに越えている。
・症状は、意図的に作り出されたりねつ造されたりしたものではない。
経過ー>慢性に経過し、ストレスによって憎悪ないし再燃します。どのようなときに症状が悪化するかなど、家庭・学校環境などにおける対人関係のストレスに少しずつ気づき、ストレス対処能力の向上、環境調整に努めることが必要、と述べられています。(二宮恒夫さんより)
その他文献引用;
http://www.jisinsin.jp/detail/13-ninomiya.html 日本小児心身医学会「身体化障害」二宮恒夫さんより
kuru