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illustrated20/癌抗原 ......

inhalts

illustrated20@◯腫瘍抗原の認識は1)死滅した癌細胞などからの抗原が認識されるー>helper epitopeとしてMHCIIと複合体を形成し、CD4+Tcellを活性化。2)細胞質内で合成された腫瘍抗原が、内在性抗原としてCD8陽性T細胞提示されるー>小包体でMHCIと複合体を形成。
◯腫瘍抗原によってB,preCTL,preLAK,NK,NKT,MΦなどが、IL-2,4,5,6,12,IFN-γなどをThがだし、成熟させて腫瘍細胞を攻撃する。MΦなどはTNF-α、NOなどで攻撃する。そのNOが腫瘍化の一因でもある。
腫瘍抗原を認識きた免疫系はエフェクター細胞がexocytosis,death receptor,INF-γ、NOの2つの経路で腫瘍細胞を傷害する。一般にはCL,NKTがエフェクターとされるが、第三経路が実は大きい。
◯いままでに発見されている腫瘍抗原
組織特異的タンパク質 メラノームタンパク質、CEA,PSA
腫瘍特異的変異ペプチド βカテニン、CDK4,MUM-1
cancer-testis抗原 MAGE-1,MAGE-3,BAGE,GAGE-1,GAGE-2,NY-ESO-1
がん遺伝子産物 HER2/neu,p53,Ras
ウイルスタンパク質 HPV16タンパク質、EBV蛋白質
イディオタイプ 抗体(可変領域)
変異HLA HLA-A2変異
その他 p15GnT-V,PRAME,SART-1,F4,2,MUC1,RAGE-1
◯活性MΦには、NOを産生するものと、アルギナーゼを産生するものがあるが、いずれの気質もアルギニン。Th1サイトカインは阻害し、Th2サイトカインは増強する。