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Cmem07-01504161453/糖尿病 ......

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Cmem07-01504161453@

・ インスリン依存状態とは、内因性インスリンの絶対的不足のことである。
・ 糖毒性出現かのうな血糖上昇があれば高齢者でもインスリンを使用する。
・ 糖尿病性昏睡には、糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)、乳酸アシドーシス、非ケトン性高浸透圧性昏睡:NKHH coma、低血糖性昏睡などが。
・ 糖尿病は、全癌・大腸癌・肝癌・膵癌のリスクを増加させる。
・ SU薬(基礎分泌促進)がインスリン基礎分泌の促進、グリニド(フェニールアラニン類似)系がインスリン追加分泌の促進と考えられている。抵抗性改善には、 ホルミン系。
・ あたらしい薬剤としては、IPPV、LGP2 、GLT(フセフィ)などがある。


糖尿病と薬剤

  1. ビグアナイド薬 欧米での薬物療法で第1選択薬として推奨。
  2. 血清クレアチニン値が男性1.3mg/dl、女性1.2mg/dl以上の患者、75歳以上の高齢者に対する新規投与は推奨されない。
  3. ベイスンは、食後過血糖にしかきかない。腸ぜんどうの悪い人は腸閉塞をおこしやすく、腹部手術後も気をつける。(αGI薬では鼓腸から腸閉塞を招きやすく、腸管気腫症や胆道気腫症も起こす事がある)
  4. スルホニル尿素(SU)薬 ごく少量でも低血糖を起こすことがある。高齢者や腎機能低下者への使用はきわめて慎重に。
  5. SU剤の高齢者での低血糖の遷延化は確実。高齢者に使用するなら第三世代(アマリールなど)
  6. SU剤と心筋梗塞との関連ははっきりしていない。
  7. チアリゾリジン薬 骨折リスク(女性)について説明してから投与。膀胱癌の既往のある患者への使用は慎重に行う。
  8. SU薬で治療中の患者にDPP-4阻害薬を追加する場合、SU薬は減量する。
  9. DPP-4阻害薬とSU薬の併用で重症低血糖を起こす症例がある。
  10. インスリン療法の超速効型インスリンと中間型インスリンの対応に似ているが、SU薬とグリニド系の併用は保険診療上認められていない。
  11. ピオグリタゾン塩酸塩+メトホルミン塩酸塩、ピオグリタゾン塩酸塩+グリメピリド、アログリプチン安息香酸塩+ピオグリタゾン塩酸塩、ミチグリニドカルシウム水和物+ボグリボース
    などの配合錠があり、各単剤を併用するのに比べ価格と錠数が現症するため、服薬アドヒアランスの向上が期待。
    インスリン治療の絶対的適応(重傷感染症、全身麻酔など中等度以上の侵襲をともなう手術、糖尿病合併妊娠「妊娠糖尿病:GDMを含む」) 高度腎機能低下(SU薬においては作用が遷延し、BG薬においては乳酸アシドーシスを来しやすい。TZD薬では浮腫、心不全を来しやすく溢水をまねくので)
    肝障害:SU薬においては作用が遷延し、BG薬においては乳酸アシドーシスを来しやすい。TZD薬やαGI薬は特異的な副作用の肝障害との鑑別が困難になる。
    食後の血糖値上昇を穏やかにする作用を有する難消化性デキストリンとの併用。併用した場合、上昇抑制が強く出現する。
    などなど



文献;
  1. 「ガイドライン外来診療2015(第15版)」泉孝英ら編集、日経メディカル開発、2015
  2. http://www.radionikkei.jp/archives/200909/208/4ac06937b83ed.pdf


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