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Non Alcoholic Fatty Liver Diseaseは、いわゆる脂肪肝(simple steatosis)と肝細胞風船様変性などを伴う、非アルコール性脂肪肝炎(Non Alcoholic SteatoHepatitis)がある
NASH の発生要因は、メタボsynd,急激なやせや飢餓、無呼吸、中心静脈栄養、消化管術後、薬剤(エストロゲン、ジルチアゼム、ニフェジピン、ベラパミルなどなど)などの関与があげられるが、脂肪肝があるところに、脂肪細胞からの鉄や炎症サイトカインの過剰、インスリン抵抗性、酸化ストレスなどの複合が肝の炎症、線維化を急激に生じることらしい。
遺伝素因は、TMF-α、β2アドレナリン受容体、IL-1β microsome triglyceride transfer proteinなどの責任遺伝子の多形が考えられている。
検査では、ABC肝炎ではなく、自己免疫肝炎でもない、ALT,CRP,ヒアルロン酸、フェリチンなどの高値と血小板の低値などだが、非特異的
治療は総カロリー、脂肪の制限:軽作業では25Kcal/kg 重労働では、35Kcal/kg。単糖類や二糖類はglycemic indexが高いので、増悪させる。マジンドールやオルリドールを使う手も。運動は有酸素で。腹腔鏡下でび胃の縮小術などもある。