coro01-2003111555@
これが正しいかどうかカイ二乗検定という方法をつかってみると、
たばころ (30-12)^2/12= 5.33
きんころ (10-6)^2/6=2.66
たばなし (10-4)^2/4= 9.00
きんなし (50-30)^2/30=13.33
合計が 30.29
という数字になる。 同じく表にすると、自由度1で
コロナ+(ころ)コロナー(なし) 計
喫煙(たば) 5.33 9.00 14.33
非喫煙(きん) 2.66 13.33 15.99
計 7.99 22.33 30.32
で、この値だと統計上のp値というのが<0.0001(<0.05以下が「仮定は否定された」)となるから、逆にタバコとコロナは密接な関係 となるというわけだ。
これの表のなかの値が母大きければ大きいほど信頼性がたかまるのはだれがみても分かる。しかもコロナである検査を症状にわけてしたりしなかったりすると、コロナの検査の確度自体が定まらない今、全数検査しないと統計もとれないから、こういう統計も作れないし、本当にこまる。真実が分からなくなる。
だいいち、この表は、いろいろできる。まずみんな知りたがることの一つに検査の信頼度(感受性と特異度の検定)がある。つまり、
ころけんさ+ (真陽性)、ころけんさー(偽陰性)
ころなし検査+(疑陽性)、ころなしけんさー (真陰性)
が検査の正確さに関係するから、 下に書いたような迅速テストができたとして、実際に使ったときどうするのだろうか。なんとかしてほしい。