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次に私が、いつも大変だと思うことに、紹介状の作成があります。これがこのWKSでの紹介状です。
例えば、この例では、忙しい時間で、熱性痙攣を昨夜起こした子どもさんのお母さんが心配で来院され、救急でよくなり返されたが、検査をキチンとしたいとのこと。3月で大変忙しいときに、紹介状を書く時間は負担です。 図を見てください。まず、左画面のように患者コードと月を200703と入力、カルテ記載を検索します。中央の画面のように、下のまどに、3月の記述が表示されます。それをもとに、多少の文章をタイプして、文章をつなぎ、完成させます。ファイル名は、その上に999513S2070328とありますが、これに.htmlをつけたのが、ファイル名になりますから、これをWKSのhomepageから、さがして開くと、右のように、出来ていますので、カルテを一枚余分にかく感じであまり手間に感じません。大抵は次の患者さんをまたせるのが嫌でかなり焦っていますからかなり助けになります。
しかし、一番手助けになるのは、先ほどのdataが気になったときに簡単にメモでデータを抜き出したりすることや、気になる問題をすぐにチェック出来ることだと思います。この例は5ヶ月正常出産のこどもが熱性痙攣を繰り返し、比較的低熱の持続の長いタイプで、お母さんが若い。また、ダイアップのことを公園デビューで聴きつけて、質問されてた想定です。 図ではまず、左上があるレジデントマニュアルを参考にHyperKarteでメモしたもの、これを見ながら、新しいウインドウを開いて、お母さんから聞いたネットをグーグル検索したところ、その記事をみながら、左手下で、HyperKarteに書き出し、出来たモノが右下にあります。リンクも出来てますから、また、その記事をみることも出来ます。我々はやはり考えるのが仕事ですから、考える道具が大いほどよく、また、計算で暗算より、筆記が確実なように、「読める」ことが大切だと思います。
ブラウザはこのように、新しいウインドウやタブを開くことで、同時に何枚かを表示出来ますから、表示画面から考えをまとめる最高の武器になります。
以上、雑駁ですが、14回から連続3回、パネル展示をさせていただいた当院独自のWebKarteSystemですが、完成度は低いのですが、キーボードに目がいく時間を最低にすませて、eye-contactを失わず、診療机と患者さんの存在が一番よくものを考えられる臨床医の習性に一役買っています。昨今の電子化の流れはあがらいがたいものがあり。必要とあらば、診察机にカルテや文献をならべて、メモったり、考えたり、下手な字をのたうちまわらせた、良き時代の診療スタイルー私はこれが一番患者さんのためだとおもっている一人ですが、そこからとうざから内容にすこしずつ改良をしてゆきたいと思います。みなさまの御意見を参考にさせてください。
おわります。