Back to Howawan's Homepage to index to Yahoo's Homepage

info06-0905122155/安全編 ......

inhalts

info06-0905122155@
安全編
キモ女:ところでキモ男先生、医療事故って起こしたことある?
キモ男:まだ、ないけど、ニアミスなら何べんもあるよ。
キモ女:ニアミスって、ミスじゃないの?
キモ男:うーん、間違ったら事故ったってことだから、ミスはミスだけど、事前に気がつくとか、誰かが気づくってことだろうね。だから我が方安庵では、「人間は間違えるモノだ」という出発点をとっているんだ。 フェイルセイフっていう考え方。
キモ子:でもそれって、間違えないようにするって事に反しない?
キモ男:まあ待てよ、予防って、「間違えても悪影響を未然に防ぐ工夫」って言えないか?
キモ子:間違いをしないってことじゃなく?
キモ子:そう。間違えたら、間髪をいれず、まずexcuse(すみません)。そして間違いを早く知らせ、対処をするってことね。言い訳はだめね。
キモ男:そういう事。「事故」にしない。つまり、逃げない。そして、間違えても影響がでず、且つ有効な手段をとる経験を自分で作る。そして、反省。
キモ女:自分的に、間違いの認識と再発防止姿勢をきちんととれる。結局、患者さんも自分も守る姿勢ってわけね。
キモ男:世間で言う、プライバシィポリシーってのも、結局患者を守りながら、自分を守ることだもんね。
キモ子:そうか。。じゃ、先生のポリシーって?
キモ男:救急が出来て、色んな情報をキチンとるように努力してはいるよ。偏った知識じゃだめ、患者さん個人を守るプロ意識を持つことで、自信と信用を得るようにしている。
キモ子:そうなんだぁ。態度がはっきりしているんだね。。ところで、一番多いミスってなんだろう。
キモ男:医療現場で一番多いミスは、調剤に伴うこと。どこでも調剤は、職員が行って、医師、薬剤師が確認してから、患者に渡すことが多いよね。だからこの時、作る人と確認する人とか、役割を分担する。事務と看護婦など、適性の違いを間違い発見に利用することもいいね。 キモ子:レントゲンなんかは? そうか同じだね。シャッターを押すのは医師でも、準備は、職員が行い、医師が確認することで、ダブル確認がされるってわけか。。
キモ子:でも、先生が間違えたりして。
キモ男:それもオオイにあり得る。が、これを逆手に取って、サンプリングを行い、職員の知識を偏らない様にするなども行われている。
キモ子:それって?どういうこと。
キモ男:一種の間違い探しさ。それと、記録を残すことだね。記録簿に条件を書くことで、確認するなどだ。それでも現像ミスや、フィルムの充填ミスは起こる。一番大切なことは、間違いを起こさないことよりも、間違いを未然に気がつく能力だ。あと、一人の方に負わせないことも大切。注射何かの時の、「復唱」もその一つだね。
キモ女:そうね。一人より二人。でも、そうすると、責任のがれもしたりして。なんでも相方のせいにするとか。
キモ男:うーん、確かに、自分で間違いが多いのに、人の間違いばかり目につく人もいる。けど、人の間違いを指摘したからと言って、自分の間違いとは無関係、ていう態度をとっている。
キモ女:重い責任分担を減らしながら自分に厳しさをっと言うわけね。わかったような気がする。