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◎行為障害
行為障害とは、他者の権利や年齢相応の主要な社会規範またはルールを侵害するような行動を反復的または持続的に起こそうとする状態。
診断は病歴聴取による。有効性が証明された治療法は存在せず、多くの患児がかなりの程度の監督を必要としている。
何らかの行為障害(CD)を有する者の割合は約10%である。
発症は通常、小児期後期または青年期前期であり、女児よりも男児の方がはるかに多い。
病因は、おそらくは遺伝因子と環境因子の複雑な相互作用であると考えられる。
CDを有する青少年の親は、しばしば物質乱用や反社会的行動に関与しており、ADHD、気分障害、統合失調症、または反社会的人格障害の診断を受けている割合が高い。
しかしながら、CDはよく機能した健全な家族に属する小児にも生じうる。
二次的な母親依存は、分離不安障害と類似する。
◎トゥレット障害
言語により表現ができない「こども」はplay therapy(遊戯療法) やfive cards®が。
基底核を中心とする回路の伝達異常(dopa,noradr系)がチックの原因になることが。
トゥレット障害の汚言。
チックはストレスの強い状態でも強く出ることがある。ストレスを少しでも排除してあげるようにする。
それでも、チックの症状がつづき、本人がそのことにストレスを感じるときは薬物治療が有効です。
◎自閉症
人生の始まりから、人や状況と関わりあうことが出来ず、周囲に人がいても、まるで人がいないかのように振る舞う。
言葉がないか、あっても他人に意思を伝える為に使用せず、ステレオタイプの言語、オウム返しや、ひとりごとになる。
嘘だよっていって照れても自閉症。幻聴との会話を見逃さない。
5歳ぐらいの理解力があるのに、尿を漏らしたら遺尿。
どもりは、親子一致率がたかい。年齢が長じるとなおりにくい。
不登校は全体の小中学校の1.2%
・座る意味ー社会性障害
・言葉の読解ーコミュニケーション障害
・抽象、推論が出来るーイマジネーション障害
の3つがあるのが、自閉症。
自閉症・偏り・社会性、コミュニケーション、イマジネーションの3つ。
強迫性障害 薬物 SSRI,アナフラニール(統合失調には、不安定にしてよくない)
身体症状として腹痛を反復している児童では、その1/3が思春期以降に過敏性大腸症候群に移行。
自分の身体が自分のものではない、こころに響いてこない離人感は、
不快なので、もとの自分に戻りたいと子供は願っている。
精神遅滞(社会適応性が理解の力の障害で低い。?)
→理解伝達や自立程度など、適応技能に問題のない場合は、精神遅滞ではない。
また、一部の分野で驚異的な能力を有する場合もあり、
その驚異的な能力を有する者を「サヴァン症候群」と呼ばれている。
発達性強調運動(言語)障害ー 運動(言語)の協調が、暦年齢や知能に比べて明かに苦手だが、CPや片麻痺など身体疾患や広汎性発達障害の範疇ではない。
DSMの学習障害LDには、reading,mathematics, written expression のdisordersと限定され、英国のLearning difficulty(知的名意味が大きい)とは違う。
AD/HDにはリタリンが一番つかわれる。親へのparental trainingが注目されているし、こどもを中心において、大人たちが情報を共用する。聖人すると改善するが困難を持続するものが5割程度いる。 増悪するのは10から30%。
反抗挑戦性障害・行為障害ー人、動物に対する攻撃性や所有物への破壊行為、嘘、窃盗、重大は規則違反などは、10才で分けて以前を小児期発症型、以後を青年期発症型という。
分離不安障害ー家庭や愛着のある人物からの分離不安。不登校、学校恐怖症も含まれる。 緘黙 言語発達は正常範囲なのに、自発的発話困難ー不特定な対象への過剰な不安、緊張への防御機制。鑑別はヒステリーによる転換、脳炎、自閉症の一部なども。
チックは、強迫性、ADHD,自閉症スペクトラムなどに合併することがある。ドパミン遮断薬は効果あり。
食事 ・はいせつの障害
抜毛症 SSRI クロミプラミンなどが効果も
遺糞症は、便秘が原因になっていることも。遺尿は精神年齢5才を過ぎても漏らすのが週に2回以上。そのうち夜尿は遺伝性がある。 小建中湯、三環系、抗コリン、酢酸デスモプレシンなどが 効果
統合失調症は国を問わず1%の人口 強迫性障害、不安神経症、強迫行為、強迫観念はこどもでもあるが、発達段階で表出の可能度がちがうこと。
参考文献;
メルクマニュアル様
「1からわかる 発達障害」様
文責;kuru