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kuru03-01407171533/漢方薬と西洋薬違い ......
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kuru03-01407171533@
漢方薬と西洋薬の違うところは?
《患者を治す》という根本は同じです。
現代医療で用いられている漢方医学や漢方薬は、日本の伝統医学として長い間守られ、発展をしていった《日本独自の医学》といえるでしょう。
【主な特徴と違い】
●西洋薬
1つの有効成分で作られていて、血液を下げる、細菌を殺す、
熱や痛みを取り除くなどの、1つの症状や病気に対して、強い効果があります。
西洋薬のベースとなる西洋医学では、主訴の他に検査を重視していて、その検査結果から病気の可能性を探ったり、治療法を考えていったりします。
結果や数値などにしっかり表れるような病気を得意としていると言えるでしょう。
- 実証的かつ科学的である。
- 器官、臓器中心に物質面を重視する。
- 客観的・分析的で、その結果病名を決定する。
- 一般に、精製されたほぼ純粋な薬物を用いた「西洋薬」を使う。
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●漢方薬
1剤に複数の有効成分が含まれているため、多くの症状に効くのが大きな特徴となっています。
漢方薬のベースとなる漢方医学は、患者の病状の訴えや体質を重視し、その結果から処方をするという形になります。
なので体質に由来する症状(冷え性、虚弱体質、機能性の月経痛など)検査に表れない不調(更年期障害の症状)などの治療を得意としています。
症状だけでなく、1剤ので複数の病気が改善されることがあるのも漢方薬の大きな特徴とも言えます。
- 自然科学的で伝統的医学である。
- 心と身体を一体としてみる。
- 個人の体質、特徴を重視し、症状をみる。
- 天然物がベースとなった生薬を混合した「漢方薬」を使う。
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漢方薬は高い?
「漢方薬は高い」とイメージされがちですが、決してそうとは限りません。
ケースによっては同じ病気でも西洋薬より薬代がリーズナブルなこともあります。
例えば風邪の場合、西洋薬なら解熱剤、鎮痛剤、去痰剤、抗菌薬、胃薬等数種類の薬を用いることがありますが、
漢方ではこうした作用を1剤で補える場合もあり、そういった場合は薬代は少なくてすむのです。
(文責kuru)