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kuru08-01510020929/インフルエンザ歴史 ......

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インフルエンザの歴史
(文献1、文献2の内容ほぼそのまま文章を引用させていただいております。)


ここ10年、日本では新型インフルエンザという言葉が広まっていますが、正しくはパンデミックインフルエンザと言うそうです。
人類は過去100年に、5回のパンデミックインフルエンザを経験しているそうです。

1918年、スペイン型インフルエンザが大流行。スペインかぜ以来、人類は5回のパンデミックインフルエンザを経験。
1931年、ウイルスが初めて分離。ですが、ワクチン導入までに、約40年を要している。
1957年、アジア型インフルエンザが大流行。
1968年、香港型インフルエンザが発生。
1977年以降、インフルエンザA(H3N2)、A(H1N1)およびB型の複数のウイルスが共に循環している。
1997年、香港にて鳥インフルエンザ(A/H5N1)ウイルスによるヒトの患者発生が初めて確認される。
2001-2002年、英国、イスラエル、エジプトなどでヒトから分離されていたA/H1N2が、2002年我が国でも初めて分離される。このウイルスは消失しました。
2003-2004年、韓国、カンボジア、タイ、ベトナム、ラオス等、東南アジア地域を中心に鳥の間でA/H5N1が発生。その後も鳥の間で拡大し続け、感染した鳥と脳国接触を中心にしたヒトのA/H5N1感染発症事例が出現。2003年にベトナムで3人、中国で1人が死亡した。
2005年、茨城県でニワトリのA/H5N1感染事例が発生。早期対応によって終息。
2009年、愛知県にて、ウズラの間で高病原性鳥インフルエンザA/H7N6が発生。殺処分により終息。
2009年、パンデミックウイルス(A(H1N1)pdm09)の出現があり、それ以降、「季節性インフルエンザA」とされた。
2012年、WHOへ報告されたヒトのA/H5N1の感染発症確定例数は、世界15カ国で607人(この内の358人が死亡。)

ヒトに感染拡大をきたすのは、H1、H2、H3型とされ、H5、H7、H9など、鳥や馬のインフルエンザの局地的感染が断続的に認められているが、ヒトで感染拡大をきたす事態には至っていないそうです。
なお、1918年以前の200年間に16回の世界的流行があったことが記録されている。と述べられています。




参考文献:
1)「プライマリケアのためのインフルエンザ診療(2014-2015)」/渡辺彰/医薬ジャーナル社/2014,9/大阪・東京
2)「予防接種に関するQ&A集2012」/岡部信彦、多屋馨子/一般社団法人日本ワクチン産業協会/2014,8/東京


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