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●ドーパミン
主な働きは「より」喜ぶなど、ポジティブな作用をすること。
これが過剰になると、統合失調の陽性症状やADHD類似の症状をおこすが、生理的に、報酬系によるスキルの強化として青年時代には、必要な報酬系ネットワークでの伝達物質とされている。
●セロトニン
脳幹(縫線核から毛様体)にあり、主な働きは「安定」です。その不足は不安定だけでなく、うつ症状と関連する。
また、脳脊髄液中のホモバニリン酸 (homovanilic acid, HVA、ドーパミンの代謝物)濃度がうつ病患者で低値であること、パーキンソン病の治療薬であるD2受容体アゴニストがうつ病治療に有効であること、などからうつ病では脳内ドーパミン機能が低下し、その機能低下が是正されることによりうつ病症状が改善するという仮説が提案されているようだ。
結局どちらも多すぎても少なすぎても良くない。バランスが大切なのがわかる。
引用文献: 子どものうつ
文責:kuru