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さてここでタミフルの構造を見てみる。目のいくところは、抗鬱作用あるいは抗ドーパミン作用(+抗セロトニン作用)である。ヒントは、うつのひとに抗鬱剤を投与すると、軽快してくると自殺が増えるということだ。ヤフー掲示板のNo585の方の疑問やそれへの答えを見ていても、やはり、その周囲に目が言っている人達は多いのだと思う。ただ、それ(うつ)とこれ(タミフルによるとされる自殺)関係には至っていない気がする。私はそれとこれは同じことだと思っている訳だ。まあ、それの論拠になるかならないか、メチルアンフェタミンとオセルタミビルを ウィキペディアで比べてみるとよい。どこか不思議に似ているのだ。ここも、さっきのウイルスの精神症状じゃないが、タミフルの作用= ノイラミニダーゼの阻害っていう単純な図式で片付ける「知識人」の悪いくせだと私は思うのだが。第一、タミフルってインフルエンザ迅速テストが陽性の期間(ノイラミニダーゼが出ている期間)に使うと一発で聞く。自分で飲んでも、3時間もすると元気が出てくる(と感じる)ところが、迅速テストが弱陽性の時期(3ー5日)になっても聞くのはどうしてだ。その覚醒作用ではないのでしょうかねえ。このウィキにも乗っているタミフルの作り方。漢方の八角茴香を化学抽出してつくるらしい。レバーの臭みぬきなんかにも使うこの八角を使えばタミフルなんか必要ないとか恐ろしいことをいう人のページも見たが、どうだろう。御存じジギタリスもそうだが、漢方草木を化学的に抽出したすばらしい薬はたくさんある。同じ強心作用がある附子。これはトリカブトを少量つかった漢方で、良く使う八味地黄丸なんかにも入ってるが、。。うーん、考えてみるとトリカブトもジギタリスも八角も花は綺麗でだが痙攣毒として知られているとのことだ。つまり、自然毒を制したところにすばらしい化学薬品生まれる訳だよね。わたしは、個人的に、タミフルはすばらしい人類の発明だと思っている。要は使い方次第だ。