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psyc06-01505010939/消化性潰瘍 ......

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『 子どもの心の診療医の専門研修テキスト』
平成20年3月、厚生労働省のホームページより。


個別の心身症
●消化性潰瘍

  1. 「潰瘍」とは、胃や十二指腸の表面の粘膜の慢性的な炎症、または胃酸や消化酵素の一つであるペプシンの刺激で胃腸の粘膜組織がただれてしまい、欠損した状態のことをいいます。胃潰瘍と、十二指腸潰瘍を合わせたものが「消化性潰瘍」といわれているそうです。
  2. ストレス潰瘍;精神的なストレスのみで潰瘍をつくるまでにはいたりませんが、ピロリ菌感染、胃の粘膜の炎症などがベースにある場合、それにストレスが加わり潰瘍をつくることがあるそうです。これを「ストレス潰瘍」と呼ぶそうです。
  3. 基本的な症状には、みぞおちの痛みや吐き気、嘔吐、胸焼けがみられます。胃潰瘍では、食後や空腹時の上腹部痛が多いそう。十二指腸潰瘍では空腹時に右上腹部の痛み、背中の痛みを伴うそうです。
  4. また、「消化器の病気」と「消化器以外の病気」に分けられます。
    1. 消化器の病気 消化器の病気 炎症性腸疾患、アレルギー性紫斑病、上腸管膜動脈症候群、食道炎、膵炎、胆管結石などの器質的疾患 過敏性腸症候群や機能性腹痛、便秘などの機能的疾患
    2. 消化器疾患以外 尿路結石、アセトン血性嘔吐症、自律神経発作(腹性てんかん)など
  5. 小児では胃潰瘍に比べて、十二指腸潰瘍は再発しやすく、除菌療法とともにストレス対策を実行する必要があり、これによって再発の可能性を軽減できる可能性があるそうです。
  6. 合併・併発について
    ◯身体的;消化性潰瘍が悪化すると粘膜からの出血を繰り返す「活動性出血」をしたり、潰瘍が進行すると胃腸に穴があくこともあるようです。これを「消化管穿孔」といい、重大な合併症の一つとなります。
    ◯精神・心身面;再度痛みが繰り返さないか、恐れ・不安といった「予期不安」が増強したり、夜間の痛みや予期不安のため、睡眠が浅くなったり、眠れなくなる「睡眠障害」を起こすこともあるそうです。
このストレス対策としては、潰瘍児には、いくつかの性格傾向があり
�ー�囲に気を使いすぎる、合わせすぎるといった、周囲への過剰対応 �⊆�分自身の感情に気づきにくく、精神的ストレスの影響を受けやすい ��生活などのライフスタイルの乱れ などがあります。このため、ストレスに対する心身医学的対応が消化性潰瘍の発症や再発の予防につながるとされているようです。まずは、患児の性格や特徴について評価し、ストレスとなる、心理的・社会的な要因を探し、原因がはっきりすればその対策、改善を図るようにする、と述べられています。(竹中義人さんより)


その他の引用・参考文献; http://www.jisinsin.jp/detail/06-takenaka.htm日本小児心身医学会 竹中義人さんの「消化性潰瘍」より


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