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psyc07-01506120901/統合失調症* ......
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psyc07-01506120901@
この記事は方安庵のホームページにある「 方安庵医学辞書」のPDF 37ページより文章を引用しています。
◯総合失調症
症状論 実際には、
- ラポートが落ちていないか、両価性が強すぎないか、分裂臭さ(praecox feeling)が見られるか
- 滅裂言語(さらにWordsalat)は、思考途絶は、幻覚は、関係・被害妄想は
- 自閉は、させられ体験は、自我の消失や病感はあるか、さらに病識の欠如などを観察する
これらの症状は、クレペリン(人格荒廃)、マイヤー(適応失敗)、プロイラー(連合弛緩)、など様々な記述があるが、シュナイダーの現象的異常では、
- 一級症状;考想化声、解釈する声、思考奪取
- 二級症状;妄覚、妄想着想
とわける分け方が実際的。これらの症状は厳密に分裂様反応つまり、病的心因反応と分けられなければならない。
症状は古典的には、
- 緊張病;緊張病性興奮が診られるもので、自律神経症状が強いもの
- 破瓜病;子供じみていて とりとめや、突拍子もないもので20才(晩思春期)で発症するもの
- 妄想病;被害関係妄想が多いが、様々な妄想を主体とする型で、35-40才位で、発病
- はっきりとした発症がなく、次第に分裂症状をおこす奥手形
の4タイプにわけられる。
措置入院の適応;とくに、27、29条に関係する場合、自傷他害の恐れあるもののなかでも中核的な精神分裂病圏では、その決定に身長であるべきである。したがって、以下の6症状をして、総合失調症と診断するのが、クライテリアにてらした、再現性からも勧められる。
措置症状(自傷他害のおそれのある症状)を呈し、かつ以下の6点を満足するものを総合失調症で措置必要と判断する。
- 奇異な妄想、幻聴あるいは、思考障害
- 病前の社会機能レベルからの退行
- 慢性の経過、症状持続は6ヶ月以上
- 45才以前の発病
- 器質性精神障害ではないこと
- 多面にわたる精神家庭の特徴的な障害様式がある
●ウマ ヒツジなどの脳脊髄炎を起こす、ボルナウイルスの抗体は、ウマに接触するヒトに感染する可能性があり、他方総合失調症患者、抗体の陽性率が高いー北大免疫科学研究所血清学部門 99.5.19
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