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私の記録を見ると、すべてが3月の初めで終わっている。皆さんにもずいぶんご無沙汰をしている分けで、大変申し訳なく思います。
それにしても3/11の地震に始まる今回の想定外の災害はすごかったと思う。あの地震の時、元気だと思っていたおばあちゃんが、この1月まで心不全で入院していたことを本人から聞かされた。
不整脈があり、長期に服薬中で、この何年も元気だったのであまり気にしなかったが、実際には師走の忙しさにかまけてバタバタ動いていたのだろう。ちょうどあの日は、その方の心電図の最中だった。たった1分ちょいの記録時間の終わりに地震が始まった途端に、上室性ではあるが、強い不整脈の波形が記録されている。
揺れは、固いボールの上を自分ののった薄皮(面)が滑りながら一緒に揺れているようななんとも不気味な揺れで、動物の本能のような不安を感じたのをはっきり覚えている。そしてその被害は、液状化という形で関東の埋立地を襲っている。。と同時に、当時の記録として一点ではなく、その後に続いた余震が、山側を中心に起こっていて、同時多発的に地層が動いた感じを持ったのは私だけではない。
それは実際にそうであり、面で動いた海底の地殻が、あの恐ろしい2相の津波を生じたのだ。
そしてそれは、同日福島第一原発を襲った不幸な事故につながっている。津波の高さは岩手や宮城などでは、30mを越えた所もあるが、最近の調査で、原発にも20m級の波がおそったようだ。想定外のことではある。