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sent42-02009132303/コロナと生きる?その2 ......

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わんも居るし、飛行機は危ないしで老骨にムチ打ち、日がな自動車を運転して 「県を越えた移動」を繰り替えしたのち、その母もこの8月の終わりに草葉の陰に隠れました。半年苦痛な顔ばかり見て来ましたが安らかな顔でした。色々迷惑かけ続け、折り合いもなかなかうまく行かず、キチンと仲直りも出来ずに逝かせてしまった私でも、翌日は、トイレで吐きましたから、私も人の子であったと、逆にホッとするようなことも。。考えてみれば、スーパーばあさんだった母が、5年前に大腿骨の骨折を起こしてからあれよあれよと言う間に、肩、足首と骨折を繰り返し、寝たきりになったから、最初の原因を作ったのは我々夫婦と言うことになり、自業自得ということだろうと思います。
 さて、弟は幸い、近隣の大病院の副院長が知り合いだったこともあり、信頼してお任せできたことも幸いしてか命を取りとめたが、半身が効かなくなり、リハビリの毎日を一年後の今も続ける生活をしており、一見普通の精神病院だけれど、幸い創始者の西本順次郎がモンテッソーリ教育では名の知れた人物で、それを実践してきた特徴があって評判は悪くないらしく、 まかせられる近隣のドクターも居てくれていて、私などいなくても言いような、とコロナにうるさい奴、どっか行け、とか思われているなと感じながら、コロナから、ウチがたの病院を守る、という身内の内科医としては避けられない運命の只中に身を置いているという寸法です。あれ?のんびりプータローして二人で世界旅行したら、単身カンボジアにいってこどもたちの保健の助けして、なーんて、夢は、幻想であったごとくぶっ飛んでしまった訳で。それでも、国境なき医師団やら、AMDAやら色々、じじいでもなにか出来ないか訪ねまわりましたが、どだいコロナに阻まれる運命のままで、ほっぽってきたうちの患者さんたちに、自業自得だと思われているかもしれないと思いながら生きながらえております。
 と結局は、忙しい日々に老骨を鞭打つ時間が加速しながら過ぎてはいるが、唯一の幸いは、時間だけは、自由に組めるという、診療所の院長自体には、出来なかった時間の使い方が、救いではあります。それに、幸いうちの方安庵の患者さんたちをコロナから守ることが出来たし、2月に偽事例で苦労させられた経験もあって、この7ヶ月の間、コロナの論文もかけた(まだ査読中でどうなるか不明)し。さてさて、いよいよ、恐れていたインフルとのダブる襲来の季節が迫って、日々強い緊張をしているところでありますので、うちのホームページにも COVID19なるコラムを特設はしたけれども、 ここでも少し、このコロナを振り返って、俯瞰して見たいと思います。--3へ