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memo060217/sent28-1 ......

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memo060217@まだどうなるかはわからないにしても、冬期オリンピックで気になることがある。日本選手のみじめな負け方である。バルセロナまでの日本の夏は、大した成績でもないのに、マスコミが同情的に報道し、日本人ビイキもいい加減にしろ、といいたくなるような4位や予選落ちに満ちていた。最近の夏は本当に精神的にも強くなり、立派な選手が増えている。逆に冬は、最近まで、ちやほやされていた選手たちの情けなさがすごい。レギュレーションも欧米にあわせて、というか、差別まで感じる程の変化があるように感じるのは私だけではないだろう。ソルトレークでもそれを感じた。特に北朝鮮にはひどかったように思った。白銀だけは、黄色や。。。。。みたいな。しかし、新聞の論評をみると、運動の各専門かはそうは見ていない。(バルセロナまでの夏とはうってかわって)冷静な論評で、日本人がどうのこうの、というよりは、あちらの代表選手達の精神力の成熟を評価している。たしかに、長野などは、ただ、馬喰いって喜んでいる「ワー、すげーぞオリャあ!!」みたいな勝ち方で、いまの一位二位の白人選手のそれとは大人と子供の違いがあるような気がする。「フジヤマ日本!」なんて持ち出す気はないが、冬の日本人選手には、彼らの強さの本質や、夏の日本の同僚を是非見習ってほしい、と思うのである。それと、マスコミに流れた選手の活躍のせいか、まず選手アリキ、コーチがそれに付いてくる、風な感じがするが、冷徹な専門的コーチが日本チームにはかけている気がする。唯一フィギュアはこの点が充実しているようなので、期待はするが、、。作戦的にもみんなで温泉行こう!みたいに、多量の選手を全競技にだすみたいな感じより、2つか3つの競技に集中して勝ちにいく、みたいな方がいまの日本の実力にはあっているとおもうのは私だけ。。   それと、危ない! 何故あそこまで、アクロバットをさせるのか、どうしてもわからない。アメリカの美しいスケータ、リー選手がこんど土壇場で出場自体した理由のひとつが、「アクロバットよりも、心底、華麗さを追ったスケート」にこだわったからだとか、なんとか書いてあったような。。。そう、ジャンクロードキアリの華麗なスキーに、映画までみにいった日本人も多いだろう。優雅である、ということは単に美しいだけでなく、成熟していなければならない。いまのようにCGIなのか、実物なのかわからない、ワザを連発するような競技ではなく、ぜひ伝統的な優雅さも高得点にするべきだと私は思う。あれでは、華やかな報道のうらでくやしなきをする脊損の運動選手を大量生産しかねない危うさがある。オリンピックはあまりはらはらしながら見せられるものではないと思う。たしかに、それを乗り越えた精神力をトップ選手には感じるが,同時に、冬期はその場のコンディションに左右され、一発勝負の感じもつよく、こっちの方向に流れやあるのだが、みかたをかえると、日本が生み出したコミックやテレビゲーム武闘派、みたいなCGIチックな戦いをM & Aしたヤツがワー!と勝っているような不思議な錯覚さえ覚えるのは私だけ。。