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ulcer01/消化性潰瘍概説 ......

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ulcer01@消化性潰瘍 peptic ulcer 9709233,ED9(9),ED10(8),ED13(5) #1 : epigastralgia,tarry stool #2 : *** #3a: GF #3b: 内皮細胞、heat shock proteinの生成、Th2とIL12,IFN-γなど/17qはガストリン、胃抑制polypeptideなどの座があり、関係するかもしれない。 #4 : gastritis,cancer #5a: H2,PPI,if HP+ then antibiotics(ampc+claryslomycin+ransoplazole #5b: *** #6 : if HP- then good ○以下詳細 #1:◆攻撃因子である酸・ペプシンに対して,この攻撃から胃粘膜を保護する胃粘膜防御機構が十分に対抗できない場合に潰瘍形成=バランス説/PG欠乏が潰瘍の成因である/Hp-潰瘍は,NSAIDsの使用に由来する。Hp+の潰瘍より炎症が軽度である。NSAIDsの使用に由来しないものとしては,基礎に門脈圧亢進症や血管病変の多発する疾患などを有しており,その病態には胃組織血流異常などの検討を要す。/◆HPは白血球を遊走→活性化させ白血球から放出されたサイトカインがソマトスタチン細胞(D細胞)を抑制→ガストリン細胞(G細胞)を刺激→ソマトスタチン↓ガストリン放出の↑→過剰な酸分泌→潰瘍発生 /H.pyloriの表現型はB型胃炎である。/震災後に有意に増加したのはAGMLではなく消化性潰瘍なかでも胃潰瘍であり、その大部分が初発・再発を問わず、H.pylori(+)であった。 ◆helicobacter pylori/1)ヒト,実験動物に胃炎を引き起こす,2)消化性潰瘍の再発予防効果がある//◆外敵の侵入に対しAPCから提示があった場合にTh1とTh2がある。IL-3〜10までは、Th2,IL12 IFN-γはTh1が産生。HPの感染に係らず、胃粘膜は、Th2優位の免疫応答である、またHPは、粘膜固有層には侵入しないので免疫応答が起きにくいことも考えると、HPはchronic active gastritisやulcerの原因にはなりにくいが、高安病で内皮細胞に発現するHSP(heat shock protein)が関与すると考えられるように、胃潰瘍の発生病理にも粘膜固有層にHSPのような抗原物質が存在すれば、説明は可能かも。//◆以下もHP+GUに関連して ◆健常胃粘膜内には通常APCは存在しない ◆HPの粘膜障害性は毒性によるのではなく、Th2のCD4細胞を刺激して炎症反応を惹起することによる。 ◆HPはウレア-ゼ活性を持つ物質を産生することで白血球の走化性を亢進する ◆HPの蛋白は,st.aurなどと違い,CD62L(表出することでCD11bによる白血球の接着を促進する抗原)を抑制する作用が無いことが内皮細胞へのwbcのrollingを抑制(接着の抑制)をしないため→白血球の接着が起こりやすい。 ◆CD4Tcellは自己APC上に表現された膵β細胞抗原を認識しその破壊に関与する。/その認識ではAPCのMHCII分子と抗原ペプチドとCD4がTCRの腕でCD4Tcellにシグナルをおくる(signal 1)だけでは、anergyであり、APC上になんらかのsignal(signal 2)が表出していなければならない。 この2シグナルの同時発現が自己免疫疾患でありうる。/ひとMHC=HLAで見ると、その遺伝子では白人ではDQB1が、racesにgrobalではDQA1*0301が増加していることとIDDM(NIDDMではその関係ははっきりしない)発症とは関係あるらしい。 ◆HP感染胃粘膜には強い好中球浸潤が特徴的であるが胃粘膜内発生活性酸素量が亢進していることをすでに明らかにしている。 ◆HP感染に伴い胃粘膜微小循環障害が惹起され,粘膜障害に発展する可能性がある。 ◆活性酸素がDNAに損傷を与え、遺伝子異常から細胞のmalignant trans-formationを引き起こす。 ◆HP感染胃粘膜は好中球の活性酸素産生が亢進すると同時に抗酸化作用を持つ胃液中のアスコルビン酸濃度が↓のでHP感染胃粘膜は活性酸素による障害を受けやすい。 ◆HPと関連が深い胃癌は腸上皮化生粘膜を母地として発生する分化型胃癌 ◆虚血によりミトコンドリアのATPの合成停止→AMPの増加最後にキサンチンと同様に尿酸に代謝される過程でラジカルが派生する。 ◆アスピリン、インドメタシンは好中球のprimingを抑制し、ラジカル合成を抑制する。 ◆HPは白血球を遊走→活性化させ白血球から放出されたサイトカインがソマトスタチン細胞(D細胞)を抑制→ガストリン細胞(G細胞)を刺激→ソマトスタチン↓ガストリン放出の↑→過剰な酸分泌→潰瘍発生 ◆mucosa associated lymphoid tissue(MALT)は正常では存在しないがHP感染による局所免疫応答の結果特異的に生じると考えられているしたがってMALTリンパ腫もHPの除菌により消失することもある。/◆mucosa associated lymphoid tissue(MALT)は正常では存在しないがHP感染による局所免疫応答の結果特異的に生じると考えられているしたがってMALTリンパ腫もHPの除菌により消失することもある。 ◆なぜ、HPは、長期間胃に滞在し得るか-免疫学的寛容は外膜蛋白の遺伝子には、繰り返し配列が多いため、変異を来しやすいけっか、菌体表面抗原変異が頻回に起こるからだと推測される ◆O型の腓とは A B型の血液の人に比べHPに感染しやすい可能性が言われている。 ◆HP自体は正常十二指腸には存在しないが腸上皮化成部には存在する←HPの除菌が十二指腸潰瘍の再発率を↓させる。 #3 ◆フェノルレッド色素内視鏡は必要かも知れない(HPで陽性)グルタ-ルアルデヒドでの消毒、穴のブラッシングも必要-内視鏡後急性胃病変の撲滅-オスバン洗浄、水流、2%グルタルアルデヒドで、1、2分吸引洗浄、水洗浄 ◆迅速ウレア-ゼ試験(RUT)では赤くなったら陽性、これと尿素呼気試験(UBT)は非侵襲的なので、除菌判定には便利 GF *pharmacoendoscopyと言うものがある