CQ-10 結語 抑圧の開放による変容とは?
--老人性認知の障害との関連性--
●回答:例えば前述モンテッソーリ教育法等のもつ力をかりて、社会脳の正常化(変容)をはかります。
●説明:喪失体験とは愛着の障害という過程で、脳科学的見地からは、社会脳のSPECTから、ヒントをもらい、社会脳の障害であると仮定しました。これが行脚4年目です。
つまり、老人性認知の障害との関連性を念頭に言えば、CQ-7で述べたように、子供たちにおこりうる問題は、私は社会脳の機能停滞だと思っています。
老人性の認知障害についてですが、
2013年、アメリカ精神科学会は、
参考;http://www.doctorhelico.net/Miyako/bosa03_n.html
参考;「モンテッソーリ法の教育と医学」p9,p156,西本順次郎,1版,川島書店,1990,東京
認知症診断に、従来の学習と記憶、言語、実行機能、注意、知覚-運動機能に、社会的認知の障害を新たに加え、記憶障害なき認知症の存在を認めました。これにより、従来の尺度に、社会的認知の
障害が加わったわけです。そして、私は、近い将来子供たちにおこるのもこれだと思っています。
ただし、遺伝的障害と加齢現象が加わる非可逆的なものではなく、dysfunctionです。
regressionでもsupressionでもstagnationでもよいでしょう。