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CQ-52 通常の不登校との違いは?

●回答:統計的に違いははっきりしません。違いがはっきりしないのは、検出する方法に問題がある?

●説明:CQ-5から唐突と思われるかもしれませんが、後にのべるように阪神淡路大震災(95.1.17)などの教訓が生きて、初動は、警察、自衛隊、消防、役所、ボランティアなどの活動は、かなり迅速だったと思います。学校もかたずけが終わったら直ぐに生徒の把握やこころのケアに乗り出しました。CQ-3に続いては、こどもの状況を端的に表現しているのは、「不登校」だと思います。その不登校は、通常の不登校と違うのでしょうか。

石巻かほく  2013年9月14日の記事

石巻市内の小中学校で、不登校(30日以上欠席)の児童生徒が2013年度に入ってから増加傾向を示している。石巻市教育委員会のまとめによると、中学校では5月に前年同時期の35人から2倍近い65人の生徒が不登校となるなど深刻な状況。夏休み以降に不登校が増えるケースがあることから学校、家庭などの適切な対応が課題となっている。

などという文調の報告も多く,だれもが子供の悲嘆を特別と考える向きはあるが、現在の検出法では、あきらかな違いがないようだ。

 NGO JapanPlatformによると、岩手での待機時児童すなわち、母の就労の増加、海岸部の18歳以下の人口の減があると言います。不登校の子どもの環境に、家は使えない、仕事はない。家族の喪失がある。経済的基盤の崩壊。登校することへの強化は得られないなど、学校にいくような心理状態ではないことに、もっとも違いがあります。

また、PTSDとは一体なんなのでしょうか。

戻って、震災の影響は、そうでない子どもたちとどこが違うのでしょうか。

 

参考;河北新聞などのネット版など多数 「石巻かほくメディア」http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130914t13013.htm

「JPF国内事業部」http://blog.japanplatform.org/entry/2015/06/05/181014 

「緊急報告東日本大震災」http://www.doctorhelico.net/Miyako/bosa03_n.html